寒い時期に最適な「蕪(かぶら)蒸し」

数年前、1月の寒い時期に友人から食事に誘われて近所の京料理のお店に行きました。お勧めメニューに「蕪蒸し」というのがありました。これまで一度も食べたことがなく、どのようなものか全くわからず、試しにひとつ頼んで友人と3人で分けて食べました。ふんわり柔らかいおまんじゅうのように丸い蕪のなかにはエビや銀杏など具材が入っており、熱々のあんかけとアクセントに添えられたワサビも抜群のバランスでした。蕪はおろして固めてあるので、食べた瞬間からあんかけと一緒に体にじわじわとしみ込んでいくような感覚でした。
3人ともすっかりはまってしまい次からは必ず予約時に蕪蒸しができるか確認し、ひとりひとつずつ準備してもらうようになりました。私はこのような料理は京料理のお店など専門店でしたか食べられないものだと長い間思っていました。しかし、昨年の12月に寒い季節ということもあり、だんだん蕪蒸しを食べたい欲求が膨らんできたのでしたが、友人たちと予定が合わず、なかなか例の店に行けません。こうなったら失敗してもいいから、蕪蒸しを自分で作ってみようという思いに駆られ、挑戦してみました。インターネットでレシピを調べてみると一般の方も結構作ってレシピを掲載していることに驚きました。プロの方のレシピもいいですが、素人の方のレシピのほうが電子レンジを上手く使って手間を省いたり、高級食材や手に入りにくい食材を比較的身近な食材に代用するアイデアが紹介されており私は好きです。私の作った蕪蒸しも意外にもお店と近い味で作ることができました。はまってしまい年末とお正月に家族にふるまったり、その後も自分に合った作り方を探しました。
私は、蕪がないときは大根で代用したり(経済的)、すった蕪を固めるのに卵白を一般的に使うのですが、残った卵黄の使い道に困るので、長いもをすり下ろして使います。また体をさらに温めるためにあんかけには水溶き片栗粉を入れる前にすりおろし生姜を加えます。
蕪蒸しは消化に良く、体が温まります。是非、インターネットなどでレシピを調べて挑戦してはいかがでしょうか。

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